tm は GNU Emacs で MIME を楽しむための package です。tm を使うと、
というようなことが行なえます。
tm は以下の module からなります。
動作は保証しません。しかしながら、US-ASCII の範囲では動作すると思われ ます。
ISO-2022-JP, US-ASCII が使えます。
US-ASCII および ISO-8859-1 をサポートします。
また、X window 上の独立した window として動作させる場合、tm-rich によ る multi face 表示が行なえます。
ISO-2022-JP, US-ASCII, ISO-8859-1..9, ISO-2022-CN, ISO-2022-KR, EUC-KR などの多くの charset をサポートします。また、関数 mime/set-charset-and-encoding で追加・変更ができます。
また、Mule 2.* を X window 上の独立した window として動作させる場合、 tm-rich による multi face 表示が行なえます。
US-ASCII および ISO-8859-1 をサポートします。
今のところ、tm-rich による multi face 表示はサポートされていませんが、 将来的には、multi face 表示と inline image の表示がサポートされる予定 です。
Install は次の手順で行ないます。
tm は Emacs Lisp library "tl" を利用しています。よって、まず最初に、 これを install して下さい。
tl の install の仕方は tl/README.eng に書いてありますので、これを読ん で適切に install して下さい。
Makefile を自分の環境に合わせて書き換えて下さい。
Emacs の実行 file 名を指定して下さい。
Emacs Lisp program を install する directory を指定して下さい。
methods/ 以下にある method script を sec:method 節を参照して、自分の環 境に合うように書き換えて下さい。
`make all' して下さい。
`make install' して下さい。
NEmacs もしくは NEpoch を使っている場合、`make install-nemacs' を実行 して下さい。
Mule 1.* を使っている場合、`install-mule1' を実行して下さい。
Original Emacs 19.* もしくは XEmacs を使っている場合、`make install-orig19' を実行して下さい。
Mule 2.* を使っている場合、`make install-mule2' を実行して下さい。
あるいは、これらがうまくいかなかった場合でも、*.el を load-path で指定 された directory に copy すれば OK です。
この package には mime-setup.el と tm-setup.el という簡易設定 file が 附属しています。mime-setup.el では mime.el を使った encoding も含めた MIME 全般の設定を行ない、tm-setup では tm-MUA に関する設定のみを行ない ます。
(load "mime-setup")
とすると mime.el と tm を使った MIME に関する各種設定を行ないます。 mime-setup.el は tm-setup.el を呼んでいるので、mime-setup.el を使う場 合、tm-setup.el を load する必要はありません。
mime-setup.el を使う場合は mime.el が必要です。mime.el は emacs-mime-tools.shar に含まれています。なお、emacs-mime-tools.shar は 以下の場所などから入手することができます。
ftp://ftp.kyutech.ac.jp/pub/MultiMedia/mime ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/mime
この変数が nil 以外の時、sc-setup.el を使って SuperCite の設定を行ない ます。既定値は nil です。なお、SuperCite を使う場合は、SuperCite も必 要です。
tm には signature の自動切替え tool が附属しており、mime-setup.el はこ の設定も行ないます。message header の field に合わせて signature の自 動切替を行ないたい場合は .emacs に以下のようなものを入れて下さい。(詳 しくは signature.el の説明書を参照して下さい)
(setq signature-file-alist
'((("Newsgroups" . "jokes") . "~/.signature-jokes")
(("Newsgroups" . ("zxr" "nzr")) . "~/.signature-sun")
(("To" . ("ishimaru" "z-suzuki")) . "~/.signature-sun")
(("To" . "tea") . "~/.signature-jokes")
(("To" . ("sim" "oku" "takuo")) . "~/.signature-formal")
))
Variable: mime-setup-use-signature
この変数が nil 以外の時、signature.el を使います。既定値は t です。
Variable: mime-setup-signature-key-alist
各 major-mode において signature 挿入命令を設定すべき key を指定します。 既定値は
((mail-mode . "\C-c\C-w"))
です。
これを変更したい場合は、関数 set-alist などを使ってこの変数を書き換え て下さい。
(set-alist 'mime-setup-signature-key-alist 'news-reply-mode "\C-c\C-w")
Variable: mime-setup-default-signature-key
ある major-mode において signature 挿入命令を設定すべき key が見つから ない場合、この変数に設定された key が用いられます。既定値は、 "\C-c\C-s" です。
signature.el を使う場合、mime-setup.el は変数 gnus-signature-file を nil に設定します。よって、送信時に自動的に signature が付く機能は抑制 されます。このようなことをしているのは以下の理由からです。
GNUS が signature を付けるのは mime.el によって MIME message が作成さ れた後です。よって、GNUS が付けた signature は MIME message として正し く処理されていません。例えば multipart message の場合、MIME message の 外の非 MIME part に付きます。よって、MIME 対応 MUA で見た場合、 signature は表示されないかも知れません。
もう一つの注意は標準設定では signature を挿入する key は C-c C-w では なく mh-e と同じ C-c C-s に割り当てられていることです。これは
(set-alist 'mime-setup-signature-key-alist 'news-reply-mode "\C-c\C-w")
によって GNUS の標準に戻すことができます。
tm-setup は tm-MUA の設定のみを行なう module です。mime-setup を load している場合、これを陽に load する必要はありませんが、mime-setup を使 いたくない場合、以下のようにこれを load して下さい。
(load "tm-setup")
vm を使う場合は .vm に
(load "tm-vm")
を入れて下さい。
tm-setup.el を参考にして下さい。
"tm-MUA" というのは、mh-e, GNUS, RMAIL などの MUA のための MIME 機能 強化 module の総称です。
現在、tm-MUA には、
があります。この章ではこれらの module に関して説明します。
tm-MUA を使うと、元の MUA の Summary mode に対して以下の機能が追加され ます。
mime/viewer-mode に入り、message を閲覧する
但し、tm-vm では v ではなく Z で mime/viewer-mode
に入ります。また、tm-mh-e と tm-gnus for (ding) GNUS では標準では常に
mime/viewer-mode の preview buffer が表示されます。
tm のバグを見つけたら fj.editor.emacs に post するか、tm ML に mail を 送って下さい。tm ML の address は以下の通りです。
tm ML では tm のバグ情報の交換や最新版の配布、tm の改良に関する議論を 行なっています。tm ML に参加したい方は
まで mail を送って下さい。登録は手動ですので、できれば、自然言語で書い て下さい。(^_^)