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Agent Manager (AM) の設計
( 目的 )
Galatea Toolkit (Linux版) に於いてモジュール間通信を司るモジュール統合部を設計する。以下、このモジュール統合部のことを AgentManager と呼ぶ。
実験システムとしてコンパクトに作りやすく、検証が容易で、さらに著作権問題のないモジュール統合処理の方式を模索し、設計・実装すること。
( 擬人化音声対話エージェントへの要求条件 )
音声対話の特性を生かす機能 (音声認識結果の漸次的出力, LipSync, etc.)
カスタマイズが容易な構成 (研究開発の共通基盤の提供)
機能部品のモジュラリティ (要素技術の研究開発、およぶ部分的応用)
簡明で実現容易な通信方式 (多くの利用者の共通基盤になって欲しい)
( モジュール統合処理の設計と実装 )
図1: AgentManagerと各モジュールとの基本構成図
図2: AgentManagerと仮想マシンモデルとの関係図
各モジュールは独立したプロセスとして、単一のPC、もしくは複数のPC上で並行 に動作することを想定しており、AgentManagerは各モジュールが連動して1つの対話システムとして円滑に動作するためのシステム制御,情報管理などを司る.
AgentManagerは、2つの機能レイヤーにより構成されている。
Direct Control Layer (AM-DCL) は、各モジュール間の通信を制御し、各モジュールの直接制御を行なう。
Macro Control Layer (AM-MCL) は、エージェントの音声発話時におけるLipSync(合成音声と合成画像中の口の運動の同期)などのモジュール間の同期管理を必要とするマクロコマンドを処理を行なう。
各モジュールは,UNIXの標準入出力を通して通信する.モジュール間の通信は,必ずAgentManagerを介して行なう.
通信はshell scriptライクなコマンド形式で行う.
モジュール間で同期をとる必要がある LipSync の処理は、モジュールの独立性の確保を優先し,同期などの情報管理をAMが請け負うことで,対話部品モジュールはAMとの通信のみを考慮して設計することが出来る環境を実現した.またこの同期処理の拡張は、AM-MCLを拡張することにより、実現できる。
( デモビデオ )
オウム返しタスクの動作例 (
MPEG
)
連絡先問い合わせタスクの動作例 (
MPEG
)
面会確認確認タスクの動作例 (
MPEG
)
( 発表文献 )
[Kawamoto2002ASJ03]
川本 真一, 中井 満, 下平 博, 嵯峨山 茂樹, ``擬人化音声対話エージェントにおけるモジュール統合処理,'' 日本音響学会2002年春季研究発表会講演論文集,1-5-16, pp.31-32, Mar 2002.